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洗礼文 第8次式文(1982年) 


    洗礼式

  #洗礼式は、通常の礼拝では、説教の後に行なう。
  #洗礼式の前に讃美歌を歌ってもよい。
  #会衆は着席し、受洗者(幼・小児の洗礼の場合はその親が伴う)と教保は洗礼場に進み出る。
  #通常の礼拝以外で洗礼が行われる場合には、司式者は「父と子と聖霊のみ名によって」を唱え、「勧め」のことばをいう。


1.勧め
 恵み深い天の父は、洗礼によって私たちを主イエス・キリストに結びつけ、その死と復活と共に、私たちを罪と死から解き放ってくださいます。罪の子として生れた私たちは、洗礼によって神の子として新しく生れ、永遠のいのちを継ぐ者とされます。水と霊によって、キリストのからだである教会の肢(えだ)とされ、主と共に、また主の民と共に生き、神のみ旨に従う者へと育てられます。
  #司式者は、教保、親、保護者に向かっていう。 

 あなた(がた)は、キリストにある信仰と愛をもって、この兄弟姉妹(○○)を、洗礼にあずからせるためにここに伴いました。
 あなた(がた)は、彼(ら)と神の家の礼拝を共にしつつ、教会の交わりを保ち、彼(ら)のために心をくばり、神のみ旨に従って彼(ら)を助け、イエス・キリストの日まで、共に洗礼の恵みの約束のうちに生活しなさい。

  #幼・小児の受洗者の(居る)場合は、続けていう。

 また、この子どもらが成長するに従って、その手に聖書を持たせ、主の祈り・使徒信条・十戒を教え、堅信に至るまでキリストへの信仰を堅く育てなさい。


2.祈り
 洗礼を受けるためにみ前に出たこの(幼な子・兄弟・姉妹)○○のために祈りましょう。
  #司式者は聖卓に向かい、次のいずれかによって祈る。

 (1)
 全能、永遠の神、主イエス・キリストの父よ。
 この幼な子・兄弟・姉妹のためにお願いします。どうか、この幼な子・兄弟・姉妹に、洗礼の賜物と生まれかわりの洗いによる永遠の恵みを与えてください。 愛するみ子によって「求めよ。そうすれば与えられるであろう。捜せ。そうすれば見いだすであろう。門をたたけ。そうすれば開けてもらえるであろう」と約束してくださったように、彼(ら)とその願いを受けいれてください。
 み子、私たちの主イエス・キリストによって祈ります。

 (2)
 全能、永遠の神よ。
 あなたは、信仰深いノアとその家族に、洪水によって罪の終わりを示し、彼らを大きなあわれみのうちに救い、新しいいのちの始まりである洗礼をかたどってくださいました。主の民がエジプトを脱出したとき、水の中を通って約束の地へ至らせ、洗礼を受ける者のしるしとしてくださいました。あなたのみ子イエスは、ヨルダン川でヨハネから洗礼の水を注がれ、聖霊を受けられました。み子の十字架の死の洗礼と新しい復活によって、私たちを罪と死から解き放ち、永遠のいのちの喜びへと導いてくださいました。
 主はまた、洗礼の水をみ国のしるしとし、私たちの新たないのちの保証として、洗礼を弟子たちに委ねられました。私たちは主の命令によって、洗礼を受け、また洗礼を施します。
 どうか今、この幼な子・兄弟・姉妹をかえりみ、まことの信仰のために祝福してください。あなたの恵みの洪水によって、すべての罪を滅ぼし、聖なる箱船である教会のうちに彼らを守り、み霊に燃えて主に仕える者へと育ててください。 こうして、すべての信仰者と共に、約束された永遠のいのちへ導いてください。
 私たちの主イエス・キリストによって祈ります。

衆) 「アーメン」


3.聖書

   #司式者は次のうちから聖書を読む。

 聖なることばを聞きましょう。

  (一) ローマ 6:3-4

  (二) マルコ 10:13-16

  (三) ヨハネ 3:3-6

  #洗礼式が、礼拝以外のときに行なわれる場合は、司式者は洗礼者の頭に手を置き、周りの者と共に主の祈りをする。

司) 祈りましょう。
全) ~主の祈り~

5.宣言

  #司式者は、受洗者(また幼・小児の洗礼の場合には親または保護者)の各々に、もしくは一同にその信仰を問い、受洗者(また親、保護者)は答える。
  #受洗者が少年少女の年齢に達した者である場合には、その受洗者及び親(または保護者)も共に、問答が交わされたがよい。またその年齢に応じて、ここで説教を行なってもよい。
  #信仰についての問答は次の(一)(二)のいずれかによる。

主と会衆の前で、あなた(がた)に尋ねます。

 (一)
 あなたは、悪魔と その力と その空しい約束をことごとくしりぞけますか。

(答)「はい、しりぞけます。」

 全能の父なる神を あなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 父のひとり子、私たちの主 イエス・キリストをあなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 聖霊を信じますか。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを、あなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 あなたは この信仰のもとに キリストのからだに連なる者となり、みことばの教えを守り、恵みの手段を尊び、生涯をおくりますか。

(答)「はい、神の助けによって約束します。」


 (二)
あなたは、悪魔と その力と その空しい約束をことごとくしりぞけますか。

(答)「はい、しりぞけます。」

 天地の造り主、全能の父なる神を あなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 父のひとり子、聖霊によってやどり、おとめマリヤから生れ、ポンテオ ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られたかた、そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれる私たちの主 イエス・キリストをあなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 聖霊を信じますか。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを、あなたは信じますか。

(答)「はい、信じます。」

 あなたは この信仰のもとに キリストのからだに連なる者となり、みことばの教えを守り、恵みの手段を尊び、生涯をおくりますか。

(答)「はい、神の助けによって約束します。」 


6.授洗

  #受洗者は洗礼場にひざまずく。幼児の場合は親または保護者が抱いて洗礼場に立つ。
  #教保は受洗者と並んで側に立つ。

 私たちの主イエス・キリストは言われました。
「私は天においても地においても、いっさいの権威を授けられました。それゆえ、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊のみ名によって洗礼(または、バプテスマ)を施せ。私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいるのである。」

  #司式者は受洗者の頭に水を三度注ぐ。

「○氏名○」。私は あなたに洗礼を施します。
父と、
子と、
聖霊のみ名によって。

(受洗者)「アーメン。」

  #司式者は受洗者の頭に手を置いて祝福する。

 あなたのすべての罪をゆるし、水とみ霊とによってあなたを新たに生まれさせてくださった全能の神、私たちの主イエス・キリストの父が、永遠のいのちに至らせる恵みによって、あなたを強めてくださいます。


7.受洗者のための祈り

 私たちの主イエス・キリストの父なる神よ。
 洗礼によって、罪の力から解かれて 新しいいのちを与えられ、この幼な子・兄弟・姉妹が、み国の世継ぎの一人として受け入れられました恵みとみ心に感謝します。
 みことばと霊の糧によって彼(ら)を育て、日ごとに、あなたと共にある喜びを豊かに与えてください。
 み子、私たちの主イエス・キリストによって祈ります。

衆) アーメン


8.新しい「しるし」

  #司式者は親指で受洗者の額に十字をしるす。

「○氏名○」。聖霊によって刻印された神の子であるあなたに キリストの十字架をしるします。

  #受洗者に洗礼名を与えることができる。

「○洗礼名○」。これがあなたに与えられる洗礼名です。


9.教会員への勧め

  #洗礼者は立って、会衆の方を向く。会衆は起立する。
  #司式者は会衆に向かっていう。

 神は、洗礼によってこの「○○」(または、幼な子・兄弟・姉妹)をキリストの家族、み国の世継ぎとしてくださいました。
 この兄弟・姉妹を受け入れ、この兄弟・姉妹のうちに始められた神のみわざが達成されるように祈ってください。

  #受洗者(と教保、親)は席にもどり、一同着席をする。
  #洗礼式を終えて堅信が行なわれる場合は堅信式に続く。
   堅信式のない場合は、通常の礼拝では「祝福の交換」とともに「奉献」に続く。

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当ブログにおいて、キリスト教関係の記事などにつきましては、あくまでもわたしの信仰や所属する教派・教会の教義的な私個人の立場から、わたしがおかしい、納得できない、ウソだろう、こうではないか、なとなどの批判・批評、否定、または合意、賛同などを書いています。また他宗教については個人的な感想として書いています。ある人にとってはとても不快に思ったり、反対意見もあると思います。その場合、広い心でお読みください。また、人の考え方は不変なものではありません。過去の発言と現在の発言が変わったりするのも自然なことですのでご留意ください。

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