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知れば知るほど


 図書館から日蓮や日蓮宗に関する一般向け入門書数冊と富永仲基の「出定語」を借りてきて、「日蓮大聖人御書全集 創価学会版」と合わせてゆっくりと読み、YouTubeなどの日蓮関連の動画なども見ていますと、ますます「法華経」と日蓮が嫌いになるというのも面白いものだと感じます。

日蓮と上行菩薩


 特に「立正安国論」で日蓮の予言が当たったみたいなことが書いてあったりしますと、それって日蓮が世間に起こっている災禍に対して、金剛明経や大集経、薬師経、仁王経に書いてあることが、自分の体験で当たってきていると思い、そうなってきていると言っているように思えます。また、薬師経などを見ますと大体地震列島で台風の通り道のこの国で尚且つ、日本の歴史で疫病も、飢饉も、流行り病もよく起こっていましたし、日蝕や月蝕、彗星なんて今の時代から見たら、ごく普通の周期的に起こる自然現象にしかすぎません。

❝薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・ちょう星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現するを二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を表ひょう没し・時節返逆して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず常に隣国の侵にょうする所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹ただよわし内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。❞(一部漢字をひらかなにしています)

薬師瑠璃光如来本願功徳経


 ここいらあたりはキリスト教でも、終末カルトでマタイ福音書の24章の❝24:4そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。 24:5多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。 24:6また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。 24:7民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。 24:8しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。 24:9そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。 24:10そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。 24:11また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。 24:12また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。 24:13しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。 24:14そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。❞などの言葉を、解釈する人間がよく出来事に当てはめて、その時が来たなどということはよく見られることなので驚きもしません。

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 そして、自分を上行菩薩と思ってしまうあたりも、ものみの塔の四代までの会長や統治体と呼ばれる組織の支配機構、モルモンにおける教会の預言者(大管長)と二人の副管長と12使徒の預言者集団、韓国の破壊的カルトであるキリスト教と在日韓国・朝鮮人による教会などにおける教祖や指導者の立場にある者たち(自分を再臨のメシアとか預言者と思い込んでいたり吹聴する)などととてもよく似ています。

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ジョセフ・スミス

 そして、日蓮正宗とその破門団体の法論や折伏、仏罰や謗法といったものは、やはり受け付けませんね。

別冊宝島225 となりの創価学会 表紙

 そんなことを入門書や「日蓮大聖人御書全集」などを読みつつ感じています。

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No title

法然や親鸞、空海、一遍などに比べると
日蓮って他宗派を認めなかったし

現代においても日蓮から派生したへんな
宗教が強大な権力をふるっていますからね。

>一匹狼のまーくんさん


平安末期から鎌倉時代の飢饉、大地震、流行り病などは、「餓鬼草紙」「病草紙」などが描写されるほどでしたから、法然・親鸞・一遍の念仏や日蓮の法華一乗などの極楽浄土への往生や現世浄土、功徳といった宗教が苦しむ民草に受け入れられたのでしょうね。

日蓮とC.T.ラッセルって時代背景がよく似ている気がしますね。

日蓮正宗とその信徒である法華講や破門された創価学会、妙信講、正信会など、これらが日蓮原理主義的な極端な排他性と攻撃的布教活動が色濃く見られますね。正宗は法主の血脈相承による権力集中なども強く、まるで会長のカリスマ統治時代のものみの塔とそっくりですね。

これら以外の日蓮系が社会に順応し、問題や摩擦も起こしていない(聞こえてこない)ので、ひとくくりにされてしまうのも正宗と破門諸団体以外には迷惑でしょうね。
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