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掛け軸風の創価学会の御形木本尊と掛け軸の日蓮正宗の御形木本尊


 以前、「日蓮」関係について動画検索していた時に、よく「ニセ本尊」という言葉が使われている法華講員(日蓮正宗の信者)による創価学会・顕正会批判の動画が目につきました(今も仏教関係で検索すると変わらず出てきます。あと顕正会の折伏被害動画や法華講員による顕正会批判動画、浄土真宗系の新興宗教団体の親鸞会系の動画なんかもよく出てきます。本当にこの系統は邪魔です)。その中のどれかで、創価学会の本尊はペラペラの一枚刷りのものという批判があったのを思い出し、創価学会の御形木本尊と日蓮正宗の御形木本尊を見比べてみました(印刷機の無い時代は「形木」(書写した本尊を木の形木に彫り込んだもの。版木)で木版印刷したことからきた名称だろう。ようはこの本尊は手書きじゃなく印刷されたものですよということだろう)。

正宗・学会 御形木本尊


 大きさは創価学会の方が幅が3cmほど広く、縦も創価学会の本尊の八双(掛軸の一番上に付いている半円形の木製の棒)と軸棒(掛軸の一番下に付いている、掛軸を巻く時の木製の芯棒)の間に正宗本尊が収まる感じで、見た目も学会の方がずんぐりして、正宗の方が長方形でスリム(小さい)という感じです。

日蓮正宗御形木本尊と創価学会御形木本尊を重ねたもの
(二枚を重ねて、片方を揃えてみると学会の方が幅広なのが分かりやすい)

 学会の方は本当に日寛書写(江戸時代の日蓮正宗のトップ(法主)だった坊さんが書いたもののコピー。著作権も切れているから使っているのかな?)の曼荼羅も、掛け軸の表装も、一緒に1枚の紙に印刷した1枚刷りの紙に八双と軸棒を付けただけの掛け軸風の本尊です。昔、日蓮の曼荼羅をポスターにしたものが、たまたま暇つぶしに買った月刊ムーの付録としてついていて(80年代か、90年代か忘れたけれど)、それをちょっと思い出してしまいました。

創価学会御形木本尊
(創価学会の御形木本尊)

 日蓮正宗の御形木本尊の方は、正宗で一番偉い坊さん(法主)が、日蓮の「弘安二年十月十二日の本門戒壇の大御本尊」としているものを書写したもので(同じ法主書写でもずっと同じものではなく、本尊に書かれている書写年月日ごとに新たに書いたものなのだろう)、この本尊は八双、天、左右の柱、一文字、本尊の印刷された本紙、一文字、地、軸棒とちゃんと掛け軸になっており、シンプルな「丸表装」という表装になっています。本紙が少し厚くなっているので、少なくとも本紙に裏紙があり、ベースとなる総裏紙も本尊の裏を見てみますとあります。ただちゃんとした掛け軸みたいに、表装(紙)・本紙と総裏紙の間に肌裏紙、増裏紙、中裏紙まであるかは不明です。YouTube動画で、今の正宗で一番偉い坊さん(法主)の日如さんの御形木本尊を破いている動画なんかがアップされていて、それを見ると本紙部分は裏紙が複数枚あるように見えました。本紙以外の部分は総裏紙しか無さそうにも見えました。

日蓮正宗御形木本尊(67世日顕、昭和55年6月21日付タイプ)表・裏
(日蓮正宗御形木本尊(67世日顕、昭和55年6月21日付タイプ)表・裏)

掛け軸構成
(掛け軸の裏紙など。正宗の御形木本尊がこうかは分からないが、本紙部分以外は表装が総裏紙に貼られているように感じられる。)

日蓮正宗御形木本尊(67世日顕)の掛け軸構成
(「丸表装」の掛け軸の構成)

 創価学会の本尊よりはお金かかってそうだけど、一般の仏具屋で廉価で売っている表装に金襴緞子使った「仏表装」の本尊とは違い、表装も紙製で、さらにシンプルな「丸表装」、更にサイズも小さいので、一般の物に比べるとチープ感はあります。1枚刷りの掛け軸風の創価学会の本尊よりはマシな印象を持ちました。

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